DTN班
メンバー
・近藤大翔
・牛久保遥香
・中山悠華
主な研究テーマ
・Delay, Disruption, Disconnection Tolerant Network(DTN)
概要
DTN(Delay/Disruption/Disconnection Tolerant Networking)において,データの重要度を考慮した独自のルーティング方式を適用し,セキュリティ対策やUAVを活用したメッセージフェリーに関する研究を行っています.
具体的な研究テーマ
・DTNにおけるデータの散らばり
大規模災害によって既存の通信インフラが使用できない状況において,スマートフォンのみで通信が行えるDTN(Delay/Disruption/Disconnection Tolerant Network)が注目されています. DTNとは,災害時のような通信基盤が機能していない劣悪な通信環境でも信頼性の高い通信を実現する技術です. DTNルーティング方式は,複製メッセージを蓄積し通信可能になった場合に送信する蓄積運搬刑転送(SCF:Store Carry Forwawd)に基づきます. これはつまり,データを保持しながら移動し,通信可能な範囲に他のノードが存在した場合にデータを送信する方式です. DTNの代表的なルーティングつまり,SCFの代表的なものには感染型中継転送方式(Epidemic Routing)があります.
Epidemic Routingとは,送信元のノードがメッセージを作成し送信可能になった全てのノードにメッセージを転送するルーティングです(図1). 送信元でメッセージが作成され,作成したメッセージを複製して,全てのノードが移動し,ノード1,ノード2と通信可能となったとき複製メッセージをそれぞれ送信します. 受信したノード1,ノード2はメッセージを複製し,それぞれの通信可能範囲にいるノードに複製メッセージを送信します. この動作を何度も繰り返し複製メッセージが広まり,宛先のノードにメッセージが到達する仕組みです.
現在は主にシミュレータを用いてデータの広がり具合の計測および特定のデータの広がりを抑制する方法について研究を行っています(図2).
<キーワード>DTN,対遅延性ネットワーク,セキュリティ
図1 DTNとは
図2 シミュレーション例